忙しい毎日を送っている社会人の中には、「資格を取得したい」と思っている人もいるでしょう。しかし、どのような資格を選べばいいかわからず行動に移せていない人や、忙しすぎて資格取得の勉強ができていない人もいるでしょう。
そこでこの記事では、社会人におすすめの資格とその選び方、それから忙しい毎日の中で効率的に資格の勉強をする方法について詳しく解説していきます。
目次
自分に合った資格の見つけ方は？
資格にはたくさんの種類があります。全ての資格を取得するというのは現実的に考えて不可能です。では、数ある資格の中から自分に合った資格を見つける方法とは一体何なのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
資格の難易度
資格にはそれぞれ取得難易度というのがあります。数週間あるいは数か月勉強すれば比較的簡単に取得できる資格もありますが、中には合格率が10％を切るよう名かなり難易度の高い資格もあるのです。難易度の高い資格を取得すれば、それだけ社会的信用を獲得することができますし、社会人としてのキャリアアップにも繋がっていきます。
ただ、いきなり難関資格に挑戦してしまうと、勉強の段階で挫折してしまう可能性がありますので、自分に合った難易度の資格を選んでいくことが大切です。
働きながら勉強ができる資格か
資格の中には、関連した学校を卒業していることが受験資格になっている物もあります。しかし、日々忙しく働いている社会人が、仕事終わりに学校へ通うというのはかなり難しいことです。このようなことから、働きながら取得できる資格を選んでいくことをおすすめします。
実務経験の有無
実務経験がないと取得できない資格というのもいくつか存在しています。本業に関連した資格の場合は、条件になっている実務経験年数をクリアできるかもしれません。しかし、その他の分野で資格を取得する場合は、実務経験を積むことが現実的に難しくなることもありますので、受験資格をしっかりと確認しておくことをおすすめします。
社会人が取得しておくべき資格って一体どれ？
次に、全ての社会人におすすめできる資格をいくつか紹介していきます。「どの資格を取得すればいいかわからない」という人は、これから紹介する資格の中から選んでみてください。
MOS
MOSというのは、”マイクロソフトオフィススペシャリスト”の略称です。
これは、簡単に言ってしまうとワードやエクセル、パワーポイントを使いこなせる人に付与される資格です。この資格を取得することで、日々の業務を更に効率化することができますので、会社からの評価も上がりやすくなるでしょう。
日商簿記検定
日商簿記検定というのは、経理や会計の知識を証明する資格のことで、この資格を持っていると経理スキルをアピールできるようになります。
日商簿記検定には1級から３級までがあり、合格率は、
- ３級→43％
- ２級→14％
- １級→9％
となっています。
１級は少し難易度が高いですが、取得することができれば、かなりのアピールポイントになりますので転職の際も役立つでしょう。
TOEIC
TOEICというのは、英語に関する検定のことで、合格不合格では判断されません。試験の点数が高ければ高いほど、社会から高評価を得やすくなるのです。
受験資格などは特になく、何度でも受験することができますので、新しいスキルや知識を身に着けたいと思っている人は挑戦してみると良いでしょう。
ファイナンシャルプランナー
働き方改革や老後2000万円問題が浮上している現代では、人々の「お金」に関する関心も高まってきています。このようなことから、ファイナンシャルプランナーの資格を取得してみることもおすすめです。この資格を取得することができれば、金融系の会社への就職や転職でも役に立ちますし、個人でファイナンシャルプランナーとして開業することも可能になります。
時間のない社会人が効率的に資格勉強をするためのコツは？
資格を取得したいと思っている人の中には、
「時間がなくて勉強できない」
と悩んでいる人もいるでしょう。
では、忙しい社会人が効率的に資格勉強をするためのコツについて、詳しく解説していきます。
隙間時間を上手に活用する
どれだけ忙しい人でも、24時間仕事をしているということはありませんよね？少なからず休憩時間や隙間時間があるはずです。このような時間を有効活用して、10分でも15分でも勉強に充てることができれば、少しずつ知識を身に着けることが可能になり、資格試験合格への道が開けてくるのです。
通信講座を受講する
効率的に資格勉強をしたいと思っているのであれば、通信講座を受講してみることをおすすめします。そうすることで、教材を使って勉強できるようになりますので、知識を吸収しやすくなるのです。
まとめ
スキルアップしたいと考えている社会人には、資格取得がおすすめです。とはいえ、資格には数えきれない程の種類がありますので、まずは自分に合った資格を選別するところから始めてみましょう。
「どうしても自分では取得すべき資格を選べない」という場合は、今回紹介した資格の中から興味があるものを選んで挑戦してみてください。