社会人になってしばらく時間が経過したタイミングで、
「なんだか全然成長できていない気がする」
と感じる人は意外と多いです。
とはいえ、成長できていないと感じても、何をどうすれば成長に繋げられるのかわかりませんよね。
そこでこの記事では、自分の成長を感じられていない社会人がやるべき6つの事について、詳しく解説していきます。
目次
社会で成長できる人とできない人の違い
社会に出て急激に成長できる人もいれば、伸び悩んでしまう人もいます。
では、社会で成長できる人とできない人には、一体どのような違いがあるのでしょうか。
好奇心の有無
まずは好奇心の有無です。
好奇心が旺盛な人は、社会に出てからも様々なことに挑戦できますので、どんどん成長していきます。
一方、好奇心が一切なく、
「何となく生活できればいいかな」
「とりあえず現状維持だな」
と考えている人は、自分の殻を破ることができず、成長もそこで止まってしまうのです。
失敗に対する考え方
社会に出て仕事をするようになると、様々な失敗をします。
成長できる人は、自分がやってしまった失敗を徹底的に分析して、二度とその失敗をしないように努力します。
一方、成長できない人は失敗を悪だと思い込み、
「自分は何でこんなこともできないんだ」
「自分はダメな人間だ」
と、その先の成長を見越した行動ができないのです。
コミュニケーション能力の高さ
コミュニケーション能力が高い人は、様々な人と積極的にコミュニケーションを取り、たくさんのことを学びます。
また、様々な人とコミュニケーションを取るうえで、ビジネスに繋がる人脈をどんどん構築していきますので、ビジネスチャンスを見つけやすくなるのです。
一方、成長できない人は知らない人とのコミュニケーションをできるだけ避けながら生活しています。
様々な人とコミュニケーションが取れる場面に出くわしたとしても、自分の中に一枚壁を作り、心を開こうとしないのです。
これでは、相手も心を開いてくれませんので、人脈を構築することもできなければ、有益な情報を入手することもできなくなります。
責任感の強さ
成長できる人は、社会人としての責任感をしっかりと持ち合わせています。
- 約束は守る
- 時間は守る
このような最低限のことを徹底的に意識しているのです。
一方、成長できない人は責任感がかなり薄いです。
「誰かがやってくれるだろう」
「適当でいいか」
このような考えが自分の中に少しでもあると、自分の限界を超えることができないため、成長に繋がらなくなってしまいます。
自分の成長を感じられていない人が抱える悩み
自分の成長を感じられていない社会人は、様々な悩みを抱えています。
代表的な悩みについて、詳しく見ていきましょう。
同じことの繰り返し
自分の成長を感じられていない人は、
「毎日同じことの繰り返しだ・・・」
という悩みを抱えていることが多いです。
成長というのはかなり曖昧な言葉ですが、要するに、
「昨日できなかったことを狂できるようにする」
「昨日と同じことをより早く正確に行う」
これが成長です。
毎日同じことを同じスピードで行っていても、成長に繋げることはできません。
全くフィードバックがもらえない
これは成長できていないと感じている人だけの責任ではありませんが、成長するためには、上司や先輩などからのフィードバックが大切です。
- どこが良かったのか
- 何が悪かったのか
- どうすればもっと良くなるのか
このようなフィードバックをその都度もらうことができれば、自分の欠点や課題に気づくことができ、成長に繋げていくことができます。
上司や先輩に恵まれれば、自分が行った仕事に対して毎回フィードバックをくれるでしょう。
しかし、全ての上司や先輩が黙っていてもフィードバックをくれるとは限りませんので、中々フィードバックをもらえない場合は、自らアドバイスや助言をお願いしてみましょう。
悪い意味で慣れが生じてきている
「慣れ」というのは、良い意味でも悪い意味でも使われる言葉です。
良い意味で仕事に慣れることができれば、より快適且つスピーディに仕事をこなせるようになりますので、自分の成長に繋げることができるでしょう。
しかし、悪い意味で慣れが生じてしまうと、
「こんなもんでいいか」
「きっとばれないからさぼってしまおう」
というように、楽な方へと流れていってしまうのです。
こうなってしまうと、仕事に対するモチベーションがどんどん下がっていき、最終的には自堕落な社会人になってしまいます。
「成長できていない」と感じた時に試すべき6つのこと
成長できていないと少しでも感じるのであれば、今すぐ生活習慣や考え方を見直す必要があります。
では、一体何をすれば「伸び悩み」から脱出することができるのでしょうか。
やりたいこと、やるべきことをリストアップする
まずは、やりたい事や、やるべきことをリストアップしてみましょう。
社会人になると、次から次へとやるべきことが出てきますので、しっかりとリストアップできていないと「うっかりミス」に繋がってしまうのです。
また、やるべきことで頭がいっぱいになってしまうと、自分がやってみたいことを後回しにするようになります。
これも自分の成長や好奇心を低下させてしまう原因になりますので、メモ帳や紙などに、
- やるべきこと
- やってみたいこと
を分けてリストアップしてみてください。
失敗を恐れずにとにかく挑戦する
「失敗を恐れるな」
よく言われる言葉ですが、失敗を進んでしたい人はほとんどいません。
多くの人が、失敗を避けたい、できるだけ成功率を上げたいと思っているでしょう。
しかし、失敗をすることでより大きな学びを得ることができるため、より効率的に自分を成長させることができるのです。
中には、
失敗=悪
と考える人がいますが、失敗すること自体は決して悪いことではありません。
一番やってはいけないのが、失敗を失敗のまま終わらせることです。
改善策や反省点をしっかり分析し、次に生かすことができればそれは失敗ではありませんので、恐れることなくどんどん挑戦していきましょう。
目標を具体的に設定する
社会人の中には、目標を設定せず、なんとなく働いている人がたくさんいます。
目標を決めておかなければ、具体的なゴールをイメージすることができませんので、向上心を持って働くことができません。
効率的に自分を成長させたいと思っているのであれば、目標を具体的に設定することが大切です。
そうすることで、自分が目指すべき場所や達成したい事が明確にイメージできるようになり、モチベーションを維持しながら挑戦を続けていくことができるのです。
様々な人と出会う
人は人と会うことで成長します。
人間にはそれぞれ個性がありますので、人によって考え方も違えば性格も違います。
自分と全く違う考えの人や、正反対の性格の人と会うことによって、
「こんな考え方もあるんだ」
「こんな人もいるんだ」
というように、新たな発見をすることができます。
そうすることで、自分の中に新しい価値観を芽生えさせることができ、より広い視野で物事を捉えられるようになるのです。
習い事を始める
成長したい社会人は、今すぐに習い事を始めましょう。
習い事を始めることで、自分がこれまで知らなかった知識やスキルを身に着けることができます。
このような目に見えるわかりやすい成長は、自分に対する自信にも繋がりますので、仕事のパフォーマンスも高めていくことができるでしょう。
資格を取得する
自分自身を成長させ、尚且つ社会からの信用を得たいと思っている場合は、資格取得がおすすめです。
資格を取得することで、より専門性の高いスキルや知識を身に着けることができますし、キャリアップに直結してくる場合もあります。
また、資格を持っているだけで周囲からの信頼を勝ち取れる場合もありますので、人間としてだけではなく、ビジネスマンとしても効率的に成長していけるでしょう。
まとめ
成長を感じられていない社会人は意外とたくさんいます。
ただ、漠然と「成長したい」と思っていても、具体的に何をすればいいのか、どのように考えればいいのかがわからなければ、成長に繋がる行動を起こすことはできませんよね。
そのような人は、今回紹介した6つの事を参考にしながら、自分の成長に繋がる行動を積み重ねていきましょう。
一日で見違えるほどの成長を遂げることは難しいのですが、努力を継続することで着実にレベルアップしていけるはずです。